長生きする人には、長寿ホルモンがいっぱいあるそうです。
この長寿ホルモンは「アディポネクン」といい、1996年に大阪大学の松澤教授のグループによって発見されました。
アディポネクンとは、肪細胞から分泌される超善玉物質で、血液の流れにのって全身をめぐり、傷ついた血管や機能を修復します。
●アディポネクンの主な働き
・血管を広げる ・血管を修復する
・血糖値を下げる ・中性脂肪を下げる
・がんを予防する ・肥満を予防する
・コレステロール値を下げる ・老化防止
アディポネクンは、身体の痛んだところを、どんどん修復してくれるんですね。
●アディポネクンを増やすには
・有酸素運動を継続的に行い、内臓脂肪を増やさないようにする
・大豆、青魚、海藻類を食べる
アディポネクンは、脂肪細胞から分泌されるのですが、脂肪細胞がたくさんあっても少なくても分泌されないそうです。
あくまでも標準的な脂肪から分泌されるそうですよ。また、活性酸素が増えると分泌も減ってしまうとか・・・
【ここから主治医の見つかる診療所の話です】
長寿の方の生活を通して長寿ホルモンの増やし方を紹介。
健康寿命
・・日常的に介護を必要としないで自立した生活ができる生存期間で、厚生労働省の算出によると男性70.42歳 女性73.62歳だそうです。
この健康寿命を延ばすのが長寿ホルモンです。長生きしている人は、長寿ホルモンが多いそうです。
※長寿ホルモンは、採血で調べられるのですが、保険適用なしでまだ、特殊な施設でしか測れないそうです。
●東京銀座 岡部クリニック 岡部正医師の話
長寿ホルモン(アディポネクン)は、 動脈硬化を改善したり、糖尿病を予防したり、心筋梗塞を予防する効果があり、100歳以上生きた人は、普通の人の2倍も多くあります。
●長寿ホルモンを増やすには
長寿ホルモンは内臓脂肪からでている。しかし太って内臓脂肪が増えてしまうとかえってでなくなってしまう
●主治医たちが進める長寿ホルモンの出し方
油は油でおとせ・・レシチンは中性脂肪をおとす
一万歩く・・毎日1万歩けば内臓脂肪は確実に減ります
カッコつける・・胸を張って歩幅を広げて歩く
スクワット・・階段の上り下りやスクワット
快眠・・しっかり寝る。長時間でなく快眠が大切
●長生きするための秘訣
1・高齢のポイントは長寿ホルモン
2・過剰な内臓脂肪を減らすこと
3・1500kcal+ちょい の食事を心がけること
が今日のポイントでした。
最新の医療技術により、長寿の仕組みもだんだんわかってきました。この先、私たちは何歳まで、生きるようになるのでしょうね・・
その前に、老化防止で何とかしておかないと・・ですね。(^^;